
こんにちは、ゴルフブログ「ゴルフクラブインサイツ」を運営しているK・Kです。
突然ですが、皆さんはアイアンのシャフトを「N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(以下、モーダス105)」に変えてから、ショットのキレが劇的に良くなったと実感していませんか?
私自身もそうでした。以前使っていた90g台の軽量スチールや、逆に重すぎたダイナミックゴールドからモーダス105に移行した途端、スイングのモヤモヤが晴れたような感覚になりました。
軽く振れて、スパッとヘッドが走り、しかも先端がしっかりしているから左へのミスも怖くない。「これぞ求めていたアイアンだ!」と感動したのを今でも鮮明に覚えています。
でも、それと同時にある一つの「悩み」が生まれませんでしたか?
「あれ? なんかウェッジだけ距離感が合わない気がする…」
「アイアンは絶好調なのに、100ヤード以内のアプローチでチャックリやトップのミスが出る…」

もしあなたが今、ショップの店員さんに勧められるがまま、あるいは「ウェッジは重いのが基本」という定説を信じて、ウェッジには「ダイナミックゴールド(DG S200)」を入れているとしたら、その違和感の正体はあなたの腕のせいではありません。
それは、アイアンとウェッジの間に存在する「物理的な断絶」が原因である可能性が非常に高いのです。
セッティングの流れが悪いのかなと不安になり、115や125といった他のスペックと比較してみたいけれど、リシャフトは決してお安い買い物ではありません。
工賃を含めれば数万円の出費になりますし、失敗して「やっぱり前のほうが良かった」なんてことにはなりたくないから、どうしても慎重になって悩みますよね。
この記事では、かつて同じ悩みに直面し、数々のシャフトを試してはデータを計測し続けてきた私が、モーダス105ユーザーのためだけの「ウェッジシャフトの選び方」について、徹底的なリサーチと実体験をもとに詳しくお話ししていこうと思います。
✅モーダス105とダイナミックゴールドの相性が悪い物理的な理由
✅アイアンとウェッジの間に生まれる「重量の崖」と振動数のズレ
✅MODUS3 WEDGE 115が最適解とされる技術的な根拠とスペック比較
✅リシャフトする前に試しておきたい鉛を使った調整テクニック
モーダス105に合うウェッジシャフトを徹底比較
それではまず、なぜ多くのモーダス105ユーザーがウェッジ選びで迷走してしまうのか、その根本的な原因を深掘りしていきましょう。
私たちが何気なく選んでいる「ウェッジといえばダイナミックゴールド」という定説。しかし、モーダス105という現代的な「軽硬(カルカタ)」シャフトと比較してみると、そこには決して無視できない大きな「落とし穴」が見えてくるんです。
ダイナミックゴールドと併用した際の違和感
「ウェッジはフルショットだけでなく、バンカーやラフからのコントロールショットもするから、重くて粘るダイナミックゴールドを入れておけば間違いないよ」
ゴルフショップに行くと、ベテランのクラフトマンさんからも必ずと言っていいほどこうアドバイスされますよね。実際、ダイナミックゴールドは素晴らしいシャフトです。PGAツアーでも長年使用率ナンバーワンを誇り、その独特の粘り強いフィーリングと、低く出てギュギュッと止まるコントロール性能は、間違いなく世界最高峰の性能です。
しかし、問題なのは「モーダス105との組み合わせ」において、その特性があまりにも違いすぎるという点です。これは「良い悪い」の話ではなく、「合う合わない」のマッチングの問題なのです。
具体的に何が違うのか、少し専門的な「剛性分布(EIプロファイル)」の話を噛み砕いて説明しますね。
まず、モーダス105の特性を一言で表すと「手元がしなって、先端が硬い」です。
切り返しでは手元側の適度なしなりでタイミングを取りやすくしつつ、インパクトゾーンでは硬い先端がヘッドの暴れを抑え、シャープにボールを弾き飛ばします。これが、軽いのに当たり負けしない「軽硬」の正体であり、私たちがモーダス105に惹かれる最大の理由です。
一方で、ダイナミックゴールドの特性は「手元が硬くて、全体が粘る」です。
手元側の剛性が高く、シャフト全体がムチのようにしなって、インパクトで遅れてヘッドが戻ってくる感覚があります。これを一般的に「粘り系」と呼びます。
想像してみてください。
アイアンでは「パチン!」とシャープに弾く感覚で振っているのに、ウェッジに持ち替えた瞬間、「ググッ…」と粘ってヘッドが遅れてくる感覚になる。
この挙動のギャップが、コースでの「タイミングのズレ」を生むのです。
「アイアンと同じ感覚で振ったのに、ウェッジだけボールの下をくぐってショートした」
「アプローチでヘッドが戻ってくるのを待ちきれずに、体が突っ込んでザックリした」
こんなミスが出る時、あなたは「今日は調子が悪いな」「練習不足だな」と思うかもしれませんが、実は脳がシャフトの挙動の違いに混乱し、無意識のうちにスイングをアジャストしようとしてエラーを起こしているケースが非常に多いのです。
「ダルい」「重い」「ヘッドが来ない」…あなたが感じているその違和感は、決して気のせいではありません。物理的に真逆の性格を持つシャフトを交互に打っているがゆえの、必然的な反応なのです。

アイアンとの重さの違いが招くミスの原因
特性の違い以上に、さらに深刻で直接的なミスに繋がるのが、重量のギャップ、いわゆる「重量の崖」の問題です。
ゴルフクラブのセッティングにおいて、番手が短くなるにつれて徐々に重くなっていく「重量フロー」を作ることは基本中の基本です。一般的に、アイアンからウェッジへの重量増加は「プラス10g〜15g程度」が理想的で、これくらいの差であれば、人間の感覚は「同じ振り心地」として認識できると言われています。
より詳しいウェッジバランスのおすすめ設定と重量フローについては、こちらの記事でも深掘りしていますが、モーダス105とダイナミックゴールドS200の組み合わせでは、この「許容範囲」を大きく超えてしまうのです。実際の数値を比較してみましょう。
衝撃の重量差データ(カタログスペック参考値)
| モーダス105 (S) のカット前重量 | 約106.5g |
| ダイナミックゴールド S200 のカット前重量 | 約129.0g |
| 重量差(ギャップ) | 約22.5g |

なんと、その差は約22.5gにも達します。
これは、ドライバーから3番ウッドに持ち替えるときの重量差よりも遥かに大きく、あるいは7番アイアンからいきなり3番アイアンに持ち替えるような重量変化に近いものがあります。一般的なアマチュアゴルファーが、スイングのリズムを変えずに許容できる範囲を完全に超えてしまっているのです。
この「20g以上の崖」がいきなり現れると、スイングにどのような悪影響が出るのでしょうか。
まず、テークバックの始動で「重さ」を過剰に感じてしまいます。
アイアンの流れでスッと上げようとすると、ウェッジだけズシリと重く感じるため、無意識に手首の力を使って持ち上げようとしたり(手上げ)、逆に重さに負けてクラブがインサイドに入りすぎたりします。これが「再現性の低下」の始まりです。
そして切り返し。
重いクラブを支えようとしてグリッププレッシャーが強くなり、手元に力みが生じます。その結果、ヘッドの重さを感じ取れなくなり、リズムが早くなって打ち急いだり、重力に負けてダウンスイングで手元が浮いたりするのです。
「PWまでは完璧なドローが打てるのに、50度や52度を持った途端にダフる」
「バンカーで砂を爆発させたいのに、重さに負けて緩んでしまう」
もし心当たりがあるなら、それは技術不足ではなく、急激な重量増によってスイングバランスが崩されているだけかもしれません。
振動数フローから見る剛性分布の不整合
ここからは少しマニアックな話になりますが、クラブの硬さを表す指標の一つである「振動数(CPM)」という視点から見ても、この組み合わせには大きな落とし穴があります。
一般的に、ゴルフクラブの振動数は、クラブが短くなるにつれて数値が高くなる(硬くなる)のが自然なフローです。短いクラブほどしっかり振っても暴れないようにするためです。
しかし、モーダス105とダイナミックゴールドを組み合わせると、ここで「逆転現象」が起きる可能性があるのです。
どういうことか詳しく説明しますね。
モーダス105は、軽量モデルの中では異例とも言えるほど「硬め」に設計されています。Sフレックスでも振動数はかなり高めの数値が出ますし、剛性感(ハリ感)が強いシャフトです。
一方で、ダイナミックゴールドS200は、重量こそ重いものの、実は振動数自体はそこまで高くありません。先ほどお話ししたように「全体が粘る」性質があるため、計測上の数値は意外と低く出るのです。
つまり、セッティングの流れとして以下のようなチグハグな状態が生まれます。
振動数逆転のリスク:剛性の断絶
- アイアン(Modus 105):
軽くて、シャキッと硬い。
→ 速いヘッドスピードで振ってもヘッドが遅れずについてくる。 - ウェッジ(DG S200):
重くて、グニャッと柔らかい。
→ ゆっくり振らないとシャフトがしなりすぎてヘッドが戻らない。

この「剛性の断絶」が最も悪さをするのが、ハーフショットやコントロールショットの場面です。
例えば50ヤードのアプローチ。「パチン」と弾いて距離を合わせたい感覚のまま、粘り系の柔らかいウェッジを振ると、シャフトが余計にしなってエネルギーを吸収してしまい、イメージよりも飛ばない現象(ショート)が起きやすくなります。
また、スピンのかかり方にも影響が出ます。
硬いアイアンでは一定のスピン量で安定していたものが、柔らかいウェッジになると、インパクトでのシャフトのしなり戻りのタイミングが毎回微妙に変わり、スピンがかかりすぎたり、逆に棒球になったりと、縦距離のバラつきを生む原因にもなるのです。アプローチの距離感が日によって違う、という方は、この剛性不一致を疑ってみる価値があります。
50度や52度のフルショットで起きる問題
この重量と剛性の不一致が、最も顕著に、そして実戦で痛いミスとなって現れるのが、50度や52度といった「ギャップウェッジ(AW)」でのフルショットです。
最近のアイアンはストロングロフト化が進んでおり、PW(ピッチングウェッジ)のロフトが44度や45度ということも珍しくありません。そのため、その下のウェッジとして48度、50度、52度などを入れ、アイアンと同じようにフルスイングで100ヤード〜110ヤードを狙うシーンが増えています。
この「アイアンの延長」として振る場面でこそ、セッティングの綻びが露呈します。
例えば、PWで120ヤード飛ぶ人が、本来なら105ヤード〜110ヤード飛ばしたい50度を持ったとします。
しかし、シャフトがいきなり20g以上重くなり、挙動も粘り系に変わると、同じスイングプレーン、同じリズムで振ることが極めて難しくなります。
「PWは高弾道でビシッと止まるのに、50度はなぜか弾道が低くなって、グリーンで止まらない」
「フルショットしようとすると、重さに振られて左に引っ掛ける」
こんな経験はありませんか?
これは、アイアン(モーダス105)が高い先端剛性でボールを拾って上げてくれるのに対し、ウェッジ(DG)は粘って低く出る特性があるため、「弾道の高さ(打ち出し角)の階段」が崩れてしまっている証拠です。
本来、ウェッジはロフトがある分だけ高く上がるはずですが、シャフト特性のギャップによって、PWよりも打ち出しが低くなってしまう現象さえ起こり得ます。これでは、ピンをデッドに狙う自信が持てなくなってしまいますよね。

ギャップウェッジは、アイアンセットの流れの「終点」であり、ウェッジセッティングの「始発」でもあります。ここの繋がりをスムーズにすることは、スコアメイクにおいてドライバーを飛ばすことと同じくらい重要なのです。50度ウェッジの打ち方と選び方をマスターすれば、100ヤード前後の精度はさらに向上するでしょう。
モーダス105の特殊な評価と技術的特性
ここで改めて、私たちが愛用している「モーダス105」というシャフトがいかに特殊で、かつ優れたシャフトであるかを再確認しておきましょう。敵(合わない原因)を知るには、まず味方(自分のアイアン)を知ることが大切です。
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105は、元々アメリカのPGAツアープロからの「軽量で、かつハードに叩けるシャフトが欲しい」という要望に応える形で開発されました。
従来の軽量スチール(N.S.PRO 950GHなど)は、「軽くて球が上がりやすい」のがメリットでしたが、パワーのあるゴルファーが叩きに行くと、頼りなさを感じたり、吹け上がって左に行くミスが出たりするのが弱点でした。そこで日本シャフトは、独自の素材と熱処理技術を駆使し、軽量でありながらプロのヘッドスピードにも耐えうる高い剛性を持たせることに成功しました。これが「軽硬」ブームの火付け役となったのです。
技術的な裏付け
メーカーの公式情報によると、モーダス105は「ツアーライトウエイト仕様」として設計されており、単に軽くしただけでなく、独自の素材「NSGS8655V」を使用することで、高い先端剛性と強弾道を実現しているそうです。この「軽くて強い」特性こそが、アイアンショットの精度を劇的に向上させてくれた要因なんですね。
また、一部のマニアックなゴルファーやクラフトマンの間では、モーダス105には「Flighted(フライテッド)」のような設計思想が取り入れられているのではないかとも噂されています。
これは、ロングアイアンは球が上がりやすく、ショートアイアンになるにつれて剛性が高まり、球の高さを抑えやすくなるという設計です。
つまり、PWの段階で既に「かなりしっかりした硬さ」を持っているのがモーダス105なのです。
そこに、昔ながらの「柔らかくて粘る」ウェッジシャフトを持ってくると、今まで積み上げてきた剛性の階段が、一番大事なショートゲームの入り口でガクンと崩れ落ちてしまう…。
これが、モーダス105ユーザーが陥る「ウェッジ沼」の正体です。
だからこそ、ウェッジにも「アイアンと同じようなシャープな挙動」を求めないと、セット全体の一貫性が保てないという、ある意味で贅沢で難しい悩みを抱えることになるんですね。
比較選定モーダス105に合うウェッジシャフトの正解
原因がこれだけハッキリとわかった今、もう迷う必要はありません。
「じゃあ具体的に何を選べばいいの?」という疑問に、ズバリお答えしましょう。
様々なメーカーのシャフトスペックを比較検討し、実際に試打を繰り返した結果、私がたどり着いた「正解」と、絶対に失敗しないセッティングの黄金比をご紹介します。
本命はMODUS3 WEDGE 115である理由
結論から申し上げます。
モーダス105アイアンを使っているあなたにとって、最も失敗が少なく、技術的にも理にかなっている推奨ウェッジシャフトは、「N.S.PRO MODUS3 WEDGE 115」です。
なぜ「105」ではなく「115」なのか。そしてなぜDGではないのか。その理由はズバリ、「完璧な重量フロー」にあります。
- モーダス105(S)の重量:約106.5g
- MODUS3 WEDGE 115の重量:約122g
- 重量差:約15.5g
先ほど「理想の重量フローはプラス10〜15g」とお話ししましたが、まさにこの115はそのど真ん中に収まるんです。15g程度の重量増であれば、手にした瞬間に「少し重くて安定するな」と感じる程度で、スイングのリズムを壊すほどの違和感はありません。

さらに、MODUS3 WEDGEシリーズの最大の利点は、そのテクノロジーにあります。
日本シャフトが開発した「MHT(Multi Heat Treatment)技術」により、アイアン用の105と同じ「手元がしなりやすい」特性を持たせつつ、ウェッジ専用に先端の硬さを微調整しています。これにより、アプローチで必要な「球がフェースに乗る感覚(食いつき)」と、モーダス105特有の「抜けの良さ」を見事に両立させているのです。

アイアンからの持ち替えがスムーズで、フルショットも違和感がなく、アプローチではしっかりスピンが入る。まさにモーダス105ユーザーのためにあつらえたようなスペック、それがWEDGE 115なのです。
105と125の使い分けとスペックの違い
もちろん、115が「基本の正解」であることに間違いはありませんが、ゴルファーの体格やプレースタイルによっては、あえて「WEDGE 105」や「WEDGE 125」を選ぶほうがマッチする場合もあります。
ここでは、MODUS3 WEDGEシリーズの3つの重量帯について、それぞれの特性とおすすめのユーザータイプを整理してみました。
| モデル | 重量 | 特性とおすすめユーザー |
|---|---|---|
| WEDGE 105 | 111g |
【フルショット特化型】 アイアン用105との重量差が約4.5gと非常に少ないモデルです。「ウェッジでもアイアンと全く同じ感覚でフルショットしたい」「クラブを軽くして振り抜くスピードを上げたい」という方に向いています。 特に、48度や50度など、ほぼフルショットでしか使わない番手に入れると、PWからの流れが完璧になります。 |
| WEDGE 115 | 122g |
【万能バランス型(推奨)】 重量フロー、操作性、安定感のすべてが整った黄金スペックです。フルショットでも重すぎず、短いアプローチでも手元が浮かない適度な重量感があります。 迷ったらまずはこれを選べば間違いありません。50度から58度まで全てこれ一本で統一するのも非常に有効です。 |
| WEDGE 125 | 133g |
【バンカー・ラフ特化型】 重量はダイナミックゴールドS200をも凌駕する133g。かなりズッシリきます。「バンカーショットだけは重さを利用してドスンと落としたい」「ラフの抵抗に負けたくない」というパワーヒッター向けです。 ただし、アイアンからの重量差が大きすぎるため、フルショットを多用する50度や52度に入れるのはあまりおすすめしません。 |
失敗しない推奨セッティングの黄金比
それぞれの特性を理解したところで、私が提案する「モーダス105ユーザーのための黄金セッティング」を具体的にお伝えします。
セッティングには「シンプルさ」が重要です。あまり複雑に番手ごとのシャフトを変えすぎると、かえって混乱を招く原因になります。基本的には以下の2パターンから選ぶのがおすすめです。

パターンA:迷いなしの「オール115」セッティング
構成例
- AW (50度・52度):MODUS3 WEDGE 115
- SW (56度・58度):MODUS3 WEDGE 115
最も推奨するパターンです。すべてのウェッジを115で統一することで、フルショットからバンカーまで同じフィーリングで打つことができます。「距離によって振り方を変える必要がない」というのは、実戦において最強の武器になります。
パターンB:役割分担の「105 & 115」コンボ
構成例
- AW (50度・52度):MODUS3 WEDGE 105
- SW (56度・58度):MODUS3 WEDGE 115
AWはほぼフルショット専用という方に向けたセッティングです。AWを軽量な105にすることで、アイアンからの飛距離の階段をスムーズにし、SWは少し重い115にして操作性を高めるという、プロのようなこだわり仕様です。
「SWだけ125にする」という選択肢もありますが、115と125の重量差も結構大きいので、アマチュアの場合は115で統一してしまったほうが、結果的にアプローチの再現性は高まると私は考えています。ウェッジ52度・58度の使い分け術の記事も参考にして、あなたにぴったりのロフト構成とシャフトの組み合わせを見つけてみてください。
リシャフト前に試したい鉛による調整法
ここまで読んで「リシャフトしたい!」と思った方も多いと思いますが、やはりコストや手間の問題ですぐには動けない場合もありますよね。そんな時は、鉛(リードテープ)を使った簡易的な調整を試してみるのも一つの手です。
ただし、ここで注意が必要です。
残念ながら、鉛でクラブを軽くすることはできません。グリップ側に鉛を貼って「カウンターバランス」にすることで、振った時の「重さの感じ方(スイングウェイト)」を軽くすることは可能ですが、クラブの「総重量」自体はさらに重くなってしまいます。これでは、根本的な「重量の崖」の解決にはなりません。この場合は、やはりリシャフトを検討するのが近道です。
この場合は鉛調整が非常に有効です!
例えば、ウェッジにアイアンと同じモーダス105を入れているけれど、「もう少しアプローチで安定感が欲しい」という場合。
ヘッドのバックフェース、あるいはシャフトのグリップ直下に、2g〜5g程度の鉛を貼ってみてください。たった数グラムですが、ウェッジのヘッドが効くようになり、タイミングが取りやすくなるはずです。これを試して「重いほうがいいな」と実感してから、WEDGE 115へのリシャフトを決断するのも賢い方法ですね。
実際に変更したユーザーの評判と口コミ
最後に、実際に私の周りでダイナミックゴールドからMODUS3 WEDGE 115にリシャフトした、モーダス105ユーザーの仲間の声をいくつかご紹介します。
30代男性(平均スコア90)
「50度のフルショットが飛びすぎて困っていたのが、115に変えてから縦距離がピタリと合うようになりました。アイアンと同じ感覚で振れるので、変な力が抜けてスイングが良くなった気がします。」
40代男性(平均スコア82)
「DGを使っていた時は、アプローチでどうしてもダフリが怖くて手打ちになっていました。115にしたらヘッドの抜けが抜群に良くなって、自分でも驚くくらいスピンが効いた球が打てるようになりました。もっと早く変えればよかった!」
特に多かったのが「抜けが良くなった気がする」という感想です。
これは、重量フローが適正になったことで、ダウンスイングで手元が浮くエラーが解消され、ヘッドが理想的な角度でボールに入ってくるようになった結果でしょう。無理に重いクラブを振っていたストレスから解放されると、ゴルフってこんなにシンプルで楽なものだったのかと気づかされますよ。
比較で完結!モーダス105に合うウェッジシャフト
今回はモーダス105に合うウェッジシャフトについて、重量、剛性、振動数など様々な角度から比較検証してきました。
結論として、多くのモーダス105ユーザーにとっての最適解は、間違いなく「N.S.PRO MODUS3 WEDGE 115」であると言えます。
「ダイナミックゴールドが合わないな」と感じていたその違和感は、決してあなたの感覚の間違いではありません。それは物理的な事実であり、セッティングの不整合が引き起こしていた必然の結果だったのです。
ウェッジのシャフトを見直し、重量フローと剛性の流れを整えるだけで、ショートゲームの精度は劇的に変わる可能性があります。アプローチが寄るようになれば、アイアンショットももっと気楽に打てるようになり、結果としてスコア全体が底上げされます。

ぜひ、この機会に自分に合った最適なシャフトを見つけて、ベストスコア更新を目指してくださいね!あなたのゴルフライフが、より快適で楽しいものになることを心から応援しています。

