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PINGフィッティングに興味はあるけれど、買わないでも大丈夫なのか、丁寧な断り方やデータの持ち帰りの可否、具体的な料金、口コミや評判、パターまで見てもらえるのかなど、不安や疑問は尽きません。
スタジオで購入義務があるのか、ゴルフ5やゴルフパートナーとの違い、後日購入の扱い、さらに初心者でも気兼ねなく受けられるのかも知っておきたいポイントです。
本記事では、これらをまとめて整理し、迷わずに予約から当日の流れまで進められるように解説します。
✅直営スタジオや量販店の料金と違い
✅買わない場合のマナーと断り方
✅データの持ち帰り可否と活用法
✅評判の傾向と後日購入の考え方
PINGフィッティングでは買わない?評判と料金相場
- 基本料金とフィッティングメニュー
- フィッティングスタジオでの購入義務はある?
- 買わない場合の丁寧な断り方
- データだけの持ち帰りは可能か?
- 初心者が安心してフィッティングを受けるコツ
PINGフィッティング買わないのも可:評判 料金比較
- 口コミや評判から見るメリット・デメリット
- ゴルフ5・ゴルフパートナーとの比較
- 後日購入する場合の判断軸
- パターはフィッティングできるのか?
- PINGフィッティングで買わないのはOK?を総括
口コミや評判から見るメリット・デメリット

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フィッティングにおいて重要なのは、技術的な精度だけでなく、顧客がどう感じたかという「体験」の質です。口コミや評判を整理すると、PING直営スタジオと量販店(ゴルフ5やゴルフパートナー)の特徴が明確に浮かび上がります。
PING直営スタジオの評判では、以下の点が特に評価されています
・フィッターの専門性と知識レベルの高さ:すべてのスタッフがPING製品に精通しており、シャフトのEIプロファイルやスイングテンポとの相性など、細かい技術的な解説を受けられる点が支持されています。
・計測の丁寧さと時間の確保:スイングのブレ幅やミート率まで丁寧に診断し、1本のクラブに対して複数の条件を試しながらスペックを絞り込むプロセスが丁寧です。
・シャフト・ヘッドの選択肢が豊富:市販されていないフィッティング専用シャフトも含め、非常に多くのバリエーションが用意されています。
・押し売り感がなく、提案中心の接客:その場での購入を前提とせず、あくまで“ベストスペックの見える化”を目的として案内されるため、納得感のある体験につながりやすいです。
一方、課題として挙げられるのは以下のような点です。
・予約の取りづらさ:特に休日や大型連休前後は予約が数週間先まで埋まっていることが多く、希望時間に取りにくい傾向があります。
・混雑時の制限:一部の直営店舗では、繁忙時に打席あたりの滞在時間が短くなりがちで、余裕を持った検証がしにくくなるケースがあります。
量販店(ゴルフ5・ゴルフパートナー)における評判は以下の通りです
・複数メーカーを一度に比較できる:PINGだけでなく、テーラーメイド、キャロウェイ、ミズノなども同条件で比較可能で、横断的に評価したいユーザーには適しています。
・アクセスの良さと店舗数の多さ:特にゴルフ5は全国展開しており、予約せずに訪問できる店舗も多く、利用しやすい環境が整っています。
・中古在庫との照合がしやすい:ゴルフパートナーでは、中古クラブとのスペック照合がその場ででき、コスト重視の購入検討がしやすい点が強みです。
ただし、以下のようなデメリットもあります。
・フィッターの技量にバラつきがある:量販店ではスタッフの技術力や説明の深さに差があり、担当者次第で満足度が大きく異なるという声があります。
・混雑や周囲の視線が気になる:オープンスペースで行われることが多いため、初心者や女性ユーザーの中には周囲の視線を気にする人もいます。
これらの口コミ傾向から、「PINGに特化して精度重視で追求したい場合は直営」、「メーカーを横断して広く比較したい場合は量販店」という、利用目的による住み分けが非常に明確だといえます。
(出典:ping フィッティングレポート Vol.01-Vol.02-Vol.03)
ゴルフ5・ゴルフパートナーとの総合比較

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フィッティングサービスを受ける際に、どの店舗を選ぶべきかを判断するには、それぞれの強みと特徴を比較しておくことが重要です。PING直営、ゴルフ5、ゴルフパートナーは、それぞれ異なるスタンスでサービスを展開しており、目的に合った選択が求められます。
ゴルフ5の特徴と利点:
-
全国展開により、立地やアクセス性が高く、急な来店にも柔軟に対応可能。
-
総合診断(約5,500円)と単品診断(約3,300円)の2パターンがあり、費用を抑えながら基本的なスペックの確認ができる。
-
多メーカー対応で、PING以外の最新モデルとの比較がスムーズに行える。
ゴルフパートナーの特長:
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専門スタジオでは60分で11,000円、120分で16,500円程度の料金がかかるものの、新品・中古を横断した現実的な提案に強み。
-
在庫データベースとの連携により、提案スペックと即納可能な中古クラブをマッチングできる。
-
診断レポートの提供があり、データを持ち帰って検討しやすい。
PING直営スタジオの優位点:
-
無料ながら、計測時間やバリエーションの豊富さは業界でも屈指。
-
スペック調整に特化しており、シャフトの重さやトルク、長さ、ライ角といった細部まで繊細に調整。
-
PINGの最新モデルやカスタムシャフトの試打クラブが豊富に用意されている。
このように、それぞれの施設が担う役割には明確な違いがあり、ユーザーが「どのような目的でフィッティングを受けたいのか」によって選択肢が変わります。
・比較早見表
| 観点 | PING直営 | ゴルフ5 | ゴルフパートナー |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 総合5,500円前後 | 60分11,000円目安 |
| 比較範囲 | PINGに特化 | 多メーカー | 多メーカー+中古 |
| 得意分野 | シャフト最適化と精査 | 基礎診断の網羅性 | 実在庫に即した提案 |
| 予約難易度 | 人気枠は埋まりやすい | 店舗と時間により柔軟 | 予約制で枠に限り |
| データ提供 | 店舗運用により異なる | 診断シートの提供例 | 診断リポートの提供例 |
後日購入する場合の判断軸

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フィッティングを受けたその日に購入を決めず、後日検討したい場合は、事前にデータの持ち帰り可否や数値項目を確認しておくことが重要です。特に、中古市場や他メーカー製品で近いスペックを探す場合、以下の数値を正確にメモしておくことで再現性の高い買い物が可能になります。
持ち帰るべき主なスペック項目:
-
シャフト重量(g)
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シャフトフレックス(S, SR, Rなど)
-
クラブの長さ(インチ)
-
ライ角(°)
-
ロフト角(°)
-
スイングバランス(D0、D2など)
-
グリップ径と素材
加えて、ベストショットの数値だけでなく、平均値やミス時のブレ幅を記録することが大切です。特に、打点のバラつきやスピン量の過多・不足、左右ブレの傾向は、コースでの再現性に大きく影響します。可能であれば、複数の候補スペックを残しておき、価格・納期・在庫のバランスを踏まえた上で冷静に判断するのがおすすめです。
パターはフィッティングできるのか?

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パターはスコアに直結するクラブでありながら、意外と見過ごされがちなフィッティング対象のひとつです。PINGを含む多くのスタジオでは、パターのフィッティングも正式にメニュー化されており、専門的な診断を受けることが可能です。
主な診断項目:
-
パターの長さ(33〜35インチが一般的だが、体格に応じて調整)
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ライ角・ロフト角(打ち出し角や転がり出しに影響)
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ヘッド形状(ブレード型/マレット型/センターシャフト型など)
-
重量配分(慣性モーメントとストローク安定性)
-
グリップ形状(太さ、素材、テーパー有無など)
フィッティング時は、ストロークの癖(ストレート/アーク)やアドレス時の目線位置、ヘッド軌道などを測定。ショートパットとロングパットの両方で再現性が高くなるモデルを探すのが理想です。
試打では、ロフトが大きすぎるとバウンドし、少なすぎるとボールが沈むため、インパクトロフトの実測は非常に重要な指標となります。また、フェースの開閉量をチェックすることで、ネック形状(クランク、ベント、センター)との相性が見えてきます。
フィーリングだけに頼らず、数値とストローク分析をもとに選んだ1本は、実戦でも自信を持って使える“最後の1本”となる可能性が高いでしょう。
PINGフィッティングで買わないのはOK?を総括
記事のポイントをまとめます。
✅直営は無料が基本で目的は最適スペックの可視化
✅量販店は有料が多く多メーカー比較に向いている
✅買わない判断は礼節をもって伝えれば問題なし
✅データの持ち帰りは店舗運用次第のため要確認
✅シャフト重量と長さとライ角の記録が最優先
✅平均値とばらつきの小さい組み合わせが実戦向き
✅後日購入は在庫と納期と価格の三点で比較
✅パターも長さやライ角の最適化で成果が出る
✅初心者ほど合わないクラブ回避の効果が高い
✅直営は押し売り感が薄く相談のしやすさが評価
✅量販店は担当者の説明品質差に留意が必要
✅診断シートが出ない場合は写真とメモで補完
✅表の料金相場を基準に店舗別の特性で選ぶ
✅スペックの再現性が中古選びの成功率を上げる
✅買わない選択は将来の最適購入へつながる
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